木村仁|メーターへの道 第13章

2015/10/02
総合 テクニック
果てしない挑戦を続ける木村さんがその心境を語ってくれた。そして、今月もランカーサイズが・・・。

文=木村仁

スタートから1年が経過し、いま思うこと

メーターへの道を目指すという企画が始まってから遂に1年を迎えた2015年9月。これまでご覧頂きました皆様ありがとうございます! この企画が始まる前は過去に手にしているメーターシーバスの記録と記憶もあり、ランカーシーバスを含め、魚のサイズは気にせず釣りを楽しんでいました。現在ではメーターへの道にチャレンジしていますが、自分の本音はメーターシーバスを釣るためだけにこの企画に挑んではいないと言うこと。普段の釣りがあり、魚からの反応をもらって楽しい釣りをしていく。それはチャレンジする前も今も変わらず、メーターシーバスに出逢うまでの道のりは自分の勝負運とより多くフィールドに立ち、そうしていく中で目標であるメーターシーバスに出逢いたいと思いつつチャレンジしています。

 

イナッコは15cmほどに成長。シーバスのボイル音があちこちで

さて季節は秋が訪れた9月。今年の9月は台風や雨の日が多かった印象で釣行するのもやや大変でしたが、ホームフィールドである涸沼水系ではシーバスの捕食音が毎晩聞こえる状況でした。中には明らかにランカー超えのシーバスが水面から身を乗り出してボイルしているのも確認でき、僕はアドレナリン大放出状態でシーバスゲームを楽しんでいました(笑)。しかしながら、そうした巨大シーバスはルアーへ見向きもせず、ベイトであるイナッコを確実に捕食している様子。春から初夏にはマイクロベイトだったイナッコが今では15cm程にまで成長し、そのイナッコがフィールド全体を埋め尽くしています。そうなってしまうとルアーのアピール力も下がり、シーバスがいる状況でも釣ることが厳しくなってしまいますね。俗に言う「釣れないボイル」になっているのです。これはアングラーも騙されてしまいます。

 

「釣れないボイル」を攻略。今月もどうにかランカーサイズを出せました

そうした釣れないボイルが発生している状況のときは意外とベイトの薄い所を探してみるのもひとつの戦略です。ベイトサイズにルアーが合わなくてもシーバスからの反応を得られ、9月は最大83cmでしたが、80cmジャストや70cm後半の反応が多く数釣りを堪能することができました! ルアーはポジドライブガレージで現在テストを繰り返している「スパンクウォーカー90」。水面直下を意識して捕食しているシーバスにスパンクのアピール力でヒットを導いてくれます。またマッチ・ザ・ベイトを意識したアピールも効果的で「シードライブ」などのルアーも良く釣れていました。

 

RED中村さんと利根川エリアへも遠征

また9月後半には千葉県と茨城県の県境を流れる利根川に行く機会があり、RED中村さんの釣りに同行させて頂きました。その際に連れて行ってもらった場所が涸沼水系に似たイナッコを食いまくっている「釣れないボイル祭り」(笑)。あの手この手とルアーをチョイスしていき、シードライブでランカーを含む良型をキャッチする事ができました。利根川シーバスもベイトを沢山食べていてウェイトもあり引きも強烈。ショアからこんなに面白い釣りが出来るのもシーバスゲームの醍醐味なんですね! そろそろ全国的に秋の荒食いシーズンに突入となります。涸沼水系でもシーズン終盤を迎えメーターに出逢うチャンスも今がピークとなりました。シーズン残り僅かとなってしまいましたが、これまで通りシーバスゲームを楽しみつつ、目標のメーターシーバスに出逢いたいと思っています。

 

木村仁(きむらひとし)
いま最も注目される若手シーバスアングラーのひとり。1984年生まれ、茨城県在住。日々ランカーシーバスを追い、自己記録は102cm・11kg。本企画を通して人生2本目のメーターに挑む。愛称は「キムラックス」

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「メーターへの道」現在の最長記録:96cm

  

使用タックル
[ロッド] アピア|Foojin’AD Angel Shooter 93MLX
[リール] アピア|VENTURA Lunker Cusutom3012 
[ライン] バリバス|アバニ シーバスPEマックスパワー トレーサー1.2号
[リーダー] バリバス|シーバス ショックリーダー ナイロン25lb.
[ルアー] ポジドライブガレージ|スパンクウォーカー90
[ルアー] エバーグリーン|シードライブ