秋のアジング釣果倍増計画

2015/09/29
総合 テクニック
縦と横の釣りを意識することで釣果に大きな差が。カラーローテーションのタイミングもとても大切です。

文=幸田樹典

アジが少しずつ大きくなるシーズンです

9月に入り、少しずつ秋を感じるようになったこの頃ですが、海のライトゲームのターゲットも少しずつ増えてきている状況です。ここ最近はグルーパー(ハタ系の魚)の記事をご紹介してきましたが、今回はアジングについてのレポートを書いてみたいと思います。夏から釣れていたアジも少しずつ成長してきて、私の地元の三重方面ではいまでは体長12~15cmほどまで成長してきました。まだいわゆる「豆アジ」「豆アジング」というところですが、このサイズもやってみると意外と楽しくまた結構テクニカルで、隣どうしでやっていても釣果の差が大きく出るのも特徴です。

 

この時期、特に強い常夜灯まわり

さて、そんなこのシーズンのアジングですが、魚は群れで回遊していて、港内の潮通しが良く、常夜灯の明かりがとにかく効いている所に集まります。常夜灯回りを見ていると時折目で確認できるくらい泳いでいたり、ライズしたりすることもあります。また、個人的には港内で漁師さん達がエンジンをかけたままライトをつけて停留していることがありますが、この時期はそうした周りにもアジは多く付くように感じます。

 

【縦の釣り】トゥイッチとフォールをしっかり意識して

釣り方はそんな明暗部の明暗の境目付近にキャストして表層から狙っていくのですが、釣り方については「縦の釣り」と「横の釣り」を意識していくのがとても重要です。どちらも軽量のジグヘッドリグでの釣りになりますが、まずは縦の釣りについて解説していきます。縦の釣りはロッドを縦に構えて文字通り「上下」の動きを意識した釣りになります。具体的には竿を斜め45度くらいの角度で構えて、トゥイッチで誘いフォールでバイトを取ります。バイトが出るのはほぼフォール時で、トゥイッチで誘いをかけたら、そのままゆっくりジグヘッドを潮に乗せるイメージで落としていきます。そんな縦の釣りですが、時にはトゥイッチの間隔を短くしてあたかも連続トゥイッチのようにして誘うのが効果的なこともあります。ただ、このときもしっかりフォールでバイトを取るイメージでロッド操作するのがコツですので、そこを意識してやってみてください。なお、この縦の釣りはアミを捕食しているときに強いメソッドで、また針先が上を向いていることが多いため、アジの上アゴにフッキングしやすくバラシが少ないのも特徴です。

 

【横の釣り】縦の釣りのフォローながら爆発力を持つ

これに対して横の釣りはロッドを横に構えて釣る方法で、私は縦の釣りをメインにしていますが、それに反応がないときに非常に効果のあるメソッドです。こちらも基本的にはトゥイッチをしながら誘っていきますが、ロッドを横に構えて誘うこともあり、ジグヘッドとワームが横方向へ移動してアジを誘う点で縦の釣りとは異なります。どちらかと言えば、ベイトを捕食するアジに効果的な方法で爆発力もありますが、針先が横を向きやすいためアジの口の横にフッキングすることが多く、バラシが多いというデメリットもあります。ただ、最初に書いたように縦の釣りに反応が悪いときにハマることが多く、ぜひ使い分けていただきたいテクです。

 

数釣りのコツはカラーテーテーションにあり

私はこの時期、こうして縦と横を意識しながら狙っていきますが、数釣りをするうえで意識しておきたいのがカラーローテーションです。よくアジが釣れなくなって初めてワームのカラーを交換しているアングラーを見ますが、カラーローテーションは釣れているうちに行うのがコツです。まだ魚がスレていないうちにカラーを変えることで、魚のルアーへの警戒心を抱かせずに済みます。これは年中いえることではありますが、数が狙えるこのシーズン、特に意識しておくといいと思います。

 

新感覚のハイブリッドワームもテスト中

なお、直近の釣行では2時間程度の釣行でしたが、それなりに数も釣れ久しぶりのアジングを満喫することができました。今回、使用したのは10月にフィッシュアローから発売予定のワームにティンセル(フラッシャー)を組み合わせた新感覚のハイブリッドワーム・「フラッシャーワーム」です(写真4枚目参照)。アピール力の高さはもちろん、吸い込みが抜群なので小型のアジでもフッキングが良いのが特徴。ティンセル部分をハサミでカットでき、魚の活性などに合わせて長さを変えて狙えるのでおすすめです。間も無く発売になりますで、そちらも楽しみにしていてください(笑)。

 

幸田樹典
三重・紀宝町在住。ライトゲームを中心に、ブラックバス、青物など様々旬のターゲットを狙う。近年はボートアジングの開拓に注力。バレーヒルのフィールドスタッフ、ゼスタ、フィッシュアローテスターも務める。

バックナンバーはこちらから

 

使用タックル
[ロッド] ゼスタ|ブラックスターTZTunedS61S
[リール] シマノ|レアニウムC2000HGS
[ライン] YGK|アンバーコードSGフロロ0.2号
[ワーム] フィシュアロー|フラッシャーワームプロト(10月発売予定)
[ジグヘッド] カルティバ|メバル弾丸0.4g #10