山内勝己|東京湾ナビゲーター 6月編

2015/06/12
総合 テクニック
東京湾発の最新クロダイ(チヌ)メソッドをご紹介します。

文=山内勝己

今回のテーマは旬のあのターゲット

こんにちは。今月はこれから迎える初夏、夏の釣りに東京湾で楽しめる「あるターゲット」のお話をさせて頂きたいと思います。それは近年、私のホーム・東京湾でもかなりクローズアップされてきたターゲットであり、ますます注目を集めている釣りになります。ここまでお話しすればお分かりの方も多いかと思います。

それは「クロダイ」です。

今の関東、東京湾でのクロダイゲームというと、先にも書いた様に初夏から夏にかけてのシーズン的な釣りとなっておりますが、実際は1年を通して狙えるターゲットでもあります。私自身も含め、まだまだ開拓途中のターゲットなのですが、こういった未開な部分も魅力的であり、楽しみの多いターゲットなのではないでしょうか。

 

これからが最盛期を迎える

さて、クロダイゲームの魅力を話し出せばきりがないので(笑)、現在のクロダイゲームの状況をクローズアップしてみたいと思います。今、メインとなる東京湾でのクロダイゲームは先にも書きましたがシーズンで言えば初夏から夏にかけて、5月から9月ぐらいが狙いやすい時期になります。フィールドは河川、河口域で、丁度クロダイが川を遡上する時期に重なることからこの時期になります。また、この時期のクロダイはルアーへの反応も良く、ポイントを知れば釣りやすいというのもこの時期、人気ターゲットになる所以だと思います。

 

ルアーゲームは「トシナシ」クラスも多く混じる

パワフルなファイトもクロダイゲームの魅力です。ルアーに反応してくるクロダイは比較的サイズも良く、良い日は「年無し」と言われる50cmオーバーが数枚釣れるなどということもあります。エサでクロダイを狙っている釣り人からすれば、これは羨ましいことなんじゃないかと思います(笑)。

 

クロダイがいる川の見つけ方

さて、ここからクロダイゲームのポイント、また基本的な攻め方や有効なルアーを解説させて頂きたいと思います。河川・河口域で狙うクロダイゲームは、当たり前なことですが先ずはクロダイが入ってくる河川を狙うことが前提条件となります。今現在、東京湾でクロダイゲームのポイントとなる河川に共通することは「ゴロタや沈みテトラなどの沈み根」または「ブレイクやサンドバー」などのストラクチャーや地形の変化があり、クロダイが定位しやすい場所がポイントとなります。

 

基本的には「リアクション」を意識して狙う

これらのポイントの状況からもわかるように、いま港湾エリアで主流になっている釣り方はそれらに依存したクロダイをリアクションで釣る釣り方です。もちろん、食性を利用する場面もありますが、基本的にはリアクションでの釣りだと私は思っております。基本的な攻め方は、地形の変化であれば先ず大事なのがしっかりとボトムを意識すること。そして沈み根やゴロタなども同じになるのですが、どれだけそれらのストラクチャーにギリギリタイトに攻められるか、これで釣果は大きく変わってきます。

 

詳細なメソッドはまた次回に

そこで、港湾部(主に東京湾)で主流になっているルアーはバイブレーションになるわけなのです。ボトムもしっかりと取れて、またしっかりとボトムにコンタクトさせてアプローチすることができます。また、レンジコントロールもしやすく幅広いレンジを攻略する事ができる事からバイブレーションが有効となります。写真のクロダイは水深に合わせてチョイスしたロンジン|キックビート55で、サンドバーの上を攻めて獲れた一枚になります。ここまでルアーの話をさせて頂きましたが、ストラクチャーや地形の変化に依存したクロダイを狙う際、それにはもうひとつキモがあります! それは7月も東京湾ではクロダイゲーム最盛期でもあるので、次回の「東京湾ナビゲーター」にてお話しさせて頂きたいと思います!(笑)

 

山内勝己
最低週3回の釣行を欠かさず、膨大なデータに基づいた旬な情報を皆さんにお届けする本企画のナビゲーター(案内人)。東京湾のシーバスシーンでいま最も注目を集めるアングラーのひとりで、論理的なスタイルと謙虚な人柄から多くのファンを持つ。ロンジン・フィールドテスター、ティムコ・プロスタッフ、他多くのメーカーのサポートを受ける

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タックルデータ
[ロッド] ティムコ|ジャンピングジャックゼル93
[リール] ダイワ|セルテート2510PE-H
[ライン] ダイワ|UVF SWセンサー+Si 0.8号
[リーダー] ダイワ|モアザンリーダーフロロ16LB.
[ルアー] ロンジン|キックビート55