木村仁|メーターへの道 第5章

2015/02/02
総合 テクニック
今月はフィッシングショーで行われたトークショーの様子も映像でお届けします。

文=木村仁

釣果に恵まれなかった1月。今回は自分のランカーに対する考え方をご紹介します 

メーターへの道が早くも第5章となりました。日頃ご覧頂きましてありがとうございます。ここ最近内房河川でバチ抜けシーバスが好調との情報も耳にしており、いよいよアフターシーバスが戻って来たようですね。僕も早急に行きたいところではありますが、1月はスケジュール的に厳しい日々となってしまい、地元茨城でシーバスを探していました。この時期、地元のフィールド那珂川は源流地から雪解け水が流れ、水温が著しく低下します。そのためシーバスのエサとなるベイトの生息も厳しい環境になるのでアングラーとしてもシーバスの帰りを待つ状況が続きます。1月は残念ながら釣果に恵まれませんでした。

 

自分のフィールドの特徴を知ることが大切です

さて、今回はランカーシーバスを狙う際どのようなことを考えて実行しているか、そのあたりについて書いてみたいと思います。やはり大切なのは「シーズン」だといえるかもしれません。全国各地フィールドによってシーバスが釣れる時期、釣れない時期は異なります。現在、僕のホームの那珂川、涸沼川はオフシーズンではありますが、これから水温が上がり春が来ると稚アユが遡上し始めたり大型サヨリが遡上したりしてシーズンが始まります。また初夏になるとサッパやコノシロも遡上してきます。そうしたベイトの群れと共に大型シーバスも一緒に遡上してくるのですが、特にそうしたベイトの遡上第1群にはランカーシーバスが多い傾向があり、ランカーキャッチ率も上がったりします。やはり自分が良く通うフィールドのシーバスの行動スケジュールを正確に把握しておくことがランカーへの一番の近道かもしれないですね。

 

ときには少し目線を変えて

ランカーシーバスは大きいだけでなく、餌のハンティング能力も高いため、警戒心も強く一筋縄にはいきません。ランカーシーバスは自分の魚体を潜められるブレイクラインやストラクチャー、流れが複雑なヨレなどに潜んでいたりします。普段と少し目線の違うアプーチをしてみることも大切だと思います。実際、僕が過去に仕留めたメーターオーバーも淡水域でコイやブラックバス、ウナギなどが生息するエリアで出会うことができました。たしかに初夏から秋にかけてシーバスは淡水エリアを好む傾向があります。全国的にそうなのかは僕自身分かりませんが、茨城の河川に入ってきたシーバスはベイトに着いて河川の上流域で過ごしていたりします。そうした場所でのランカー遭遇も多々ありますので足を運んでみる価値があるかと思います。今回は釣果に恵まれず、少し本筋から離れて僕がランカー狙いで意識していることを書いてみました。最後に昨日のフィッシングショーでのトークショーの様子もアップしますので、そちらもご覧になってください。

 

木村仁(きむらひとし)
いま最も注目される若手シーバスアングラーのひとり。1984年生まれ、茨城県在住。日々ランカーシーバスを追い、自己記録は102cm・11kg。本企画を通して人生2本目のメーターに挑む。愛称は「キムラックス」

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「メーターへの道」現在の最長記録:88cm

 

 


【動画】アピアSPトークショー「メーターへの道」(木村仁、RED中村)
ジャパンフィッシングショー、アピアブースにて。春先の「稚アユ」パターンについて木村さんが詳細に解説。