シーズン最初期の「バチ抜け」攻略法

2015/01/28
総合 テクニック
正しいポイント選びと釣行タイミングで確実に釣果を出す。

文=原田恭平

シーズン初期のバチ抜けパターンを解説

間もなく本格的なシーズン突入のバチ抜けシーバス。そもそも「バチ抜け」とは、バチ(イソメやゴカイなどの多毛類)が産卵のために海底を離れて大量に水中、水面に現れる現象。産卵を終えたシーバスの絶好の捕食対象となるのがこのバチで、このシーズンは普段と比べてシーバスが釣りやすいシーズン。ただ、釣り方次第で釣果に大きく差が出るのがこのバチ抜けシーバス。ということで、今回はバチ抜けの釣りのコツをお伝えしていこうと思います。

 

ポイント選びの参考にしたい「牡蠣殻」

僕の地元の千葉では例年通り1月中旬くらいからバチの大量発生が始まりましたが、ポイントによりまだ釣果にバラツキがあります。具体的には木更津近辺が好調で、中ノ島公園付近の水路、矢那川ではいい結果が出ています。このふたつのポイントは例年80cmオーバーのランカーサイズも出ているので、地元の方はぜひ注目しておきたいところです。バチ抜けのポイント選びについては、とにかくバチがいないことには始まりません。そこで僕がいつも意識しているのが「牡蠣殻」の存在。これがある場所はバチが多く、この時期には割と高確率でバチ抜けします。皆さんのお近くにもきっとあるはずなので、ぜひチェックしてみてください。

 

狙いは大潮まわり。釣行のタイミングが重要

合わせて意識したいのは、潮まわりとタイミング。これはよく言われることですが、高確率でバチが抜けるのは大潮まわり。確率も量も一番は大潮ですが、その中でも満潮からの「下げ」のタイミング。それも下げ始めてから下げ2〜3分までのタイミングが時合いになることが多いです。ただ、そんなベストタイミングにはバチが抜けすぎるという事態も・・・。そんなときはルアーのフックに奴らが絡まりすぎて釣りになりません。そんなときは少しポイントを休ませればバチ密度が下がっていくので、それから狙っていきます。それくらいのタイミングでも十分魚は釣れます。

 

今シーズン登場のシンキングペンシルに熱視線

狙い方についてですが、まずルアーについてはデュオのマニックシリーズ、特に今シーズン新たに追加されたマニック75をメインで使っています。マニックオリジナルともいえるロールアクションは75サイズでも健在。使い方はアップクロス(上流側)に投げて竿をしっかり立ててゆっくりと巻きます。マニック75は水の抵抗を感じやすいので、うまく巻きスピードを変えて表層、水面直下とレンジを変えながら攻めてみてください。よく使われる95サイズと比べると少し尻下がりの75、ケツ振り系のルアーが強いクルクルバチ(動きの速い小型のバチ)が登場する2月後半にも活躍してくれそうです。ちなみに僕の勤務先のキャスティング市原16号店では今回紹介したマニック75をはじめ各種バチ抜け用ルアー、オリジナルカラーのルアー豊富に取り揃えておりますので、お近くの方は釣行前にでも是非お立ち寄り下さいませ!

 

原田恭平
キャスティング市原16号店勤務。シーバスゲームを始め、サーフのフラットフィッシュ、磯のヒラスズキやヒラマサゲームなどコアな釣りも楽しむ。豊富な情報網と確かな腕で多くの有名プロアングラーが信頼を寄せる注目の若手アングラー。