堀田光哉|ヒラメワーミング講座 後編

2014/12/15
総合 テクニック
堀田さんが実践するワームの使い方の基本。新作ビーチウォーカー ハウルを120%使いこなすために。

ボトムレンジをしっかり引くために

前回好評だった堀田光哉さんのヒラメのワーミング講座だが、今回は新作「ビーチウォーカー ハウル」を使用したメソッドについて、より具体的なところを伺ってきたので、旬のサーフゲームの参考にしていただければと思う。

 

FISHING STATION!編集部(以下、F!) 今回も前回に引き続いてハウルの使用法について伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。

堀田光哉(以下、堀田) よろしくお願いします。

F! 前回は「底をギリギリ切るくらいのスピード」でただ巻きすれば十分釣れるというというところでお話が終わりました。今回はそこから一歩進んだ使用法を聞かせてください。

堀田 ジグヘッド&ワームはキャストして沈めてリトリーブを開始すると、自分に向かって来るにつれて浮き上がってくるという特性があるよね。なので、よりボトムギリギリをシビアに攻めようとすると、ただ巻きだけではどうしても不十分になることがあるんだよ。

F! たしかに。リトリーブ速度を変えたり、こまめに底を取り直す必要が出てきますね。

堀田 そう。そこで、僕がよくやるのはストップ&ゴー。だいたいハンドルを3〜5回転くらいさせてそこからボトムまで落として、あとはこれを繰り返す。こうすることでワームが必要以上に浮き上がるのを防げる。常にボトムから1〜2mの範囲を引いてくるイメージだね。

 

堀田さんが浅場でも重いジグヘッドを使う理由

F! なるほど。ところで堀田さんは、ベイトフィッシュによって攻めるレンジとか変えていますか?

堀田 やっぱりベイトがイワシだったら表層〜中層にいるから少し上のレンジを狙うし、シロギス・メゴチ・ハゼなんかだったらなるべくボトム近くを狙うようにしているね。そういう意味でもレンジの調整がしやすいワームを使う時には、応用的にベイトのレンジを意識してもらうのは大いにありだよ。ジグヘッドの重さでレンジを調整したりね。

F! 深いレンジを狙う時は重くして、浅いレンジを狙う時は軽くと?

堀田 そうだね。でもあえて浅場でハウルの27gジグヘッドとか重いものを使うのがいいこともあるよ。水深が1〜1.5mくらいの遠浅のサーフで使ったり。

F! ??

堀田 スピードを変えられるんだよ。浅い場所でも超ファーストリトリーブならボトムを切って引いてくることができるでしょ。やっぱり速いスピードでのリアクションで食わせるのがいいこともあるからね。そんな時には重いジグヘッドを選択するのも一手だよ。リールのハンドルを10回転くらい思い切り速く巻いたら沈めて、それを繰り返す感じだね。

 

アタリがあるけど乗らないときの裏技

F! 「重いジグヘッド=深場」「軽いジグヘッド=浅場」ということばかりではないんですね。その他におすすめの使い方はありますか?

堀田 流れのある場所だったら、テンションを張り気味にしてボトムステイさせるのもありだね。ジグヘッドが倒れるとフッキングが悪くなるからなるべくテンションを張り気味にするのが大切だね。あとは離岸流狙いだったら糸ふけを取る程度にリールを巻いてルアー流しながら広範囲を探るのもありだね。

F! アタリがあったら即アワセでOKですか?

堀田 即アワセで大丈夫。ハウルはリアにもフックが付いているからフッキングがとてもいいからね。ただ、魚の活性によってはバイトはあるけど乗らないなんてこともある。そんなときにおすすめなのは、アタリがあった場所でフォールで食わせる方法。フォール時にワームは頭から落ちていくんだけど、ヒラメはそれを野球のフライをキャッチするように落下点で食うんだよね。ヘッド側から食うとフックがより近いこともあってフッキング率が上がるんだ。

F! なるほど。これもワームならではの狙い方ですね。

堀田 まあ、色々と話してきたけど基本的にはこれくらいやっていれば十分すぎるほど釣れると思うよ(笑)。ぜひ皆さんにもビーチウォーカー ハウルお試していただきたいね。

 

堀田光哉
ヒラメのルアーフィッシングのパイオニア。この釣りを開拓し、広め、定着させた自他ともに認める第一人者。シマノ、デュオ、カルティバ等のテスターを務める。

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