本当は教えたくなかった春イカの「裏ワザ」

2017/05/26
総合 テクニック
釣ってる人は、「人がやらないこと」をやって釣っているんです!

真の一級ポイント、ペアリング予備軍、連続ヒットの法則・・・

こんにちは、伊豆烏賊人の遠藤誠也です。春のデカイカシーズン真っ盛りですが、みなさんイカがお過ごしでしょうか? 私のホームグラウンの伊豆半島では、4月中旬はなかなか水温が上昇せずアオリイカの釣果もまばらでしたが、4月下旬から5月上旬にかけては徐々に水温が上昇し、3kg級の釣果も出ています。産卵場となる湾奥のポイントは藻の生育状況に場所によってバラツキこそありますが、アオリイカの姿が見受けられます。

 

つい藻場を狙いがちなシーズンだが・・・

やはり、この時期の釣行でキーポイントになるのはアオリイカが産卵のために集まる「藻場」です。特にウネリなどの影響が受けにくい産卵に適した「湾内や磯のワンド内の藻場」を見つけてラン&ガンしながら狙うのが基本となります。ただ、こうしたポイントが一級ポイントであることは間違いありません。また、産卵のために湾内に入ってくるアオリイカは、ブレイク沿いやミオ筋に沿って回遊してきます。そのようなアオリイカは高活性です。湾の入り口や岬の先端などで回遊待ちしてみるのも良いと考えます。

 

行動パターンを知る。産卵期のアオリイカの1日とは?

狙い目の時間帯について解説していきたいと思います。まず、アオリイカの産卵行動に入る時間帯は日の出から日没までと言われていて、その時間帯は藻場周辺にアオリイカが集まりやすくなります。日中でも潮の満ち引きのタイミングで捕食スイッチが入る時もあり、海は6時間ごとに満ち引きを繰り返します。潮の動き始めや潮止まり間際などの潮位の変化の時間帯は狙い目となります。 また、朝夕マズメの時間帯は1日で大きな変化の時間帯ですので押さえておきたいところです。私は夜間をアオリイカの捕食の時間帯だと考えており、当然ナイトゲームにも釣果は見込めます。

 

「ペアリング予備軍」こそ、本当の狙い目

産卵の目的で湾内に入ってきたアオリイカは大きく回遊はしないため、ミオ筋や地形変化のある場所、潮のヨレなどベイトが集まる場所で捕食活動をしていると考えます。ペアリングしているのが見えているイカに集中しすぎると、産卵待ちのイカの存在がどうしても忘れがちになります。私はむしろこの時期はこうした「ペアリング予備軍」を狙うことを意識します。1杯のメスには複数のオスが付いているので、狙えるイカの数自体も多くなる傾向にあります。産卵待ちのイカをブラインドの釣りに徹してみるのも良いでしょう。

 

連続ヒットを狙う裏技

ヒットした際は、他のイカの追尾が期待できます。嬉しさのあまり、すぐにアオリイカを浮かせるのではなく、ゆっくりと慎重なやりとりをして他のイカも寄せるようにするのが、この時期の数釣りのコツです。追尾してきたイカは当然、やる気モードです。その後のキャストでヒットする可能性は大なのです。なお、エギを追尾してきたがヒットまで行かなかった!という状況ありますよね? こんな時は、イカの後退していった方向へキャストするとヒットする状況が多々あります。

 

誘いのバリエーションが問われるシーズン

エギのアクションは、表層〜中層を速いダートアクション、遅いダートアクションで誘い、高活性のアオリイカを狙うのがこの時期の鉄板パターンです。短めのフォールと長めのフォールを使い分けるのも効果的です。それでもエギを抱かない場合は、スローな釣りをしてみましょう。シャクリのテンポを遅くしフォールもスローにじっくり見せるように狙ってみてください。そのような状況の場合、イカは警戒心が高いことが多いので、竿を不用意に動かしたり、ラインメインディングを怠ったりすると、エギがブレてアオリイカに見切られてしまいます。

以上がこの時期に私が特に意識して実践しているメソッドですが、これらが皆さんのビッグサイズ捕獲のお役に立てると嬉しく思います。春イカシーズンはまだまだ続きます。皆さん、ぜひ記録更新を目指して釣り場に足を運んでみてください!

 

遠藤誠也
月間釣行回数は、ほぼ20日をキープ。圧倒的な情報量と経験を持つ伊豆半島のスペシャリストであり、トッププロも信頼を寄せる期待の若手アングラー。チーム「伊豆烏賊人(いずいかんちゅ)」所属。

 

使用タックル 
[ロッド] シマノ|セフィアCI4+ S806MH
[ロッド] シマノ|セフィアCI4+ S906MH
[リール] シマノ|セフィアSS C3000S 
[ライン] デュエル|アーマードF+PRO 0.6号
[リーダー] デュエル|TB CARBONエギリーダー2.5号
[エギ] デュエル| EZ-Q ダートマスター3.5号(ケイピンクピンク、ケイムラパープル、リアルムキアマエビ)