ドイツの釣り人口が極端に少ない驚きの理由

2014/12/18
総合 その他
環境大国ドイツの釣りに関する意外な取り組み。

ドイツでは免許がないと釣りができません!

釣りが盛んなヨーロッパにおいてドイツの釣り人口は極端に少ないという。それはなぜか。その理由は「免許」の存在にある。そう、ドイツでは国家試験に合格し釣り免許が交付されない限り釣りをしてはいけないのだ。この規制は川や海はもちろん管理釣り場や釣り堀にも適用され、大物でも小物でも関係なく適用されるわけだが、当然、無免許で釣りをしていることが分かれば刑罰が科せられることとなる。通常、罰金200ユーロ程度、悪質な場合には最高で禁錮2年と決して軽いものではない。

 

学科試験・実技試験に合格して免許を取得

では、免許を取るにはどうすればいいのか? 当然試験を受けることになるのだが、この試験もそう甘っちょろいものではない。まず60時間におよぶ講習を受け、その後に学科試験、実技試験を受ける。学科試験は魚の種類、生態、棲息域、禁漁に関する知識などが問われ、ここをパスすると実技試験に進むことができる。実技試験に内容はかなり実践的な内容で「こうこうこういう釣り場に最適なタックルを用意せよ」といったもの。受験者は提示された場所に適した竿、針、オモリなどを選び、タックルを組むのだという。

 

ドイツに行かれる際には十分ご注意を!

実技試験にも合格すると、晴れて免許が交付される。この免許は基本的に一度取得すれば一生更新せずに保持できるという。「釣り免許」とは、なんとも環境意識の高いドイツらしい制度といえるが、正直これでは釣り人口も増えないのも納得。皆さん、将来ドイツに渡航して釣りをすることになったら、くれぐれも無免許でされぬようご注意を! 
※ドイツ国内の地域によっては旅行者の場合は試験なしで免許を買うことができるという仕組みもあるようです

文=F!編集部