松岡豪之・鉄人の肖像|103cmのヒラスズキ

2014/08/29
総合 その他
メーターオーバーのヒラスズキをキャッチした松岡が語ったこと。教えてくれたこと。

103cmのヒラスズキを釣った松岡が語ったこと

松岡豪之は昨年の春、デュエル社が配信する動画の撮影中に103cmのヒラスズキを釣っている。そのときに語ってくれたことが、非常に印象的だったので紹介しようと思う。

「103cm。正直スゴいと思いましたよ。もちろん、ボクがじゃない。こんな大きな魚がいること、こんな魚を育む場所が本当にスゴいと思いました」

彼はいつも「自然の中にある自分」を強く意識している。釣りのスタイルも「小僧」アングラーとは少し違う。あくまで自然ありき。その中で自分ができるほんの少しのことを見つけようとしている。

 

豪快な印象の裏にある謙虚な姿勢

「記録にはもともと興味ないんですよ。サイズって偶然ですから」

そうあっけなく言う。松岡について「豪快」な印象も持っている人も多いと思うが、その素顔は「謙虚」そのものだ。

「実はあの魚を釣ったとき、一瞬魚拓にしようかという考えが頭によぎったんです。でも、ここまで大きくなるDNAを絶やしてはいけない、そう考えるとやっぱりリリースしようってすぐ思い直しましたよ。やっぱり、僕ら釣り人は自然に遊ばせてもらっているということを忘れてはいけないと思うんです。まず自然があってそこに自分がある。釣りはそんなことを発見させてくれる数少ない遊びだと思います」

釣りの上手なアングラーは増えている。だけれども、これだけのバックボーンを持って釣りをしているアングラーがどれだけいるだろうか。「大きい魚」「派手なスタイル」、もちろんそれもいい。だけれども、それだけがすべてではない。つい見失いがちな釣りをしていることの本質的意味を松岡は教えてくれる。

文=F!編集部

 

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