EZ-Qキャストにラトルモデルが登場

2014/05/30
新製品
大分型や山川型といった型にはまらない。「EZ-Q」という独自のアイデンティティを持ったこのエギと「音」がどのように反応するのか。

EZ-Qという革命

僕が雑誌の編集部を離れた年のことだから、もう3年近く前になると思う。デュエルからまったく新しいタイプのエギが発売された。エギのタイプは、大分型、山川型、五島型など、いくつかのタイプがあるが、EZ-Qはそのいずれにも属さない非常に奇抜なエギだった。全体にエビを強く意識した形状で、アイ(目)が後ろにあり、エビの脚のように羽根がボディの下に。さらに、ボディは波打つようなグラマラスなラインを描き、布すら巻かれずカラフルなボディがむき出しのモデルも存在した。 

EZ -Qは主にボートエギング用に作られたものだったが、翌年には、岸釣り用に設計し直されたEZ-Qキャストが発売される。こちらも凹凸が強調されたボディだったが、アイは前に、今度は柔らかいゴムのような素材の脚が8本付けられていた。そして、この「パタパタフット」がうけて、EZ-Qキャストは本格的に市民権を獲得する。大分型全盛の時代に、これは一種の革命といってもいいことだったと思う。

 

ラトルモデル復権の兆し

と、EZ -Qシリーズの系譜を語るのに文字数を割いてしまったが、ここでこの春に発売されたEZ -Qキャスト ラトルについて少し触れておこう。EZ -Qキャスト ラトルはEZ –Qキャストにラトルを入れ「音」でもイカを誘おうというモデルだ。ここ最近、ラトル入りのエギが再評価されているが、デュエルもこれにしっかりと対応してきた形だ。先日、デュエルプロスタッフの笛木展雄さんと会う機会があったが、彼はこう言っていた。「サウンド的な要素で反応しなかったイカを反応させることもできますが、実は視覚的にアピールもしているんですよ。クリアボディには夜光のラトルが、夜光ボディには赤いラトルがそれぞれ入っていて、暗い場所ではまるでサクラエビのようにチカチカ光っているように見えるんです」。

早速、デュエルムービー(★https://www.youtube.com/watch?v=VtBsLlN4noU#t=94)では、笛木さんが盛大にイカを釣っていた。実力は申し分ないようだが、僕も早く現場でその力を確かめてみたいと思う。以前から大分型+ラトルの組み合わせはあったが、EZ -Qキャスト ラトルは、大分型とまったく異なるDNAを持った現代型のエギ。それと「音」がどのような科学反応を見せるのか、ぜひそれを自分の手で確かめてみたいと思っている。

 

文=F!編集部

 

DUEL|EZ-Q CAST RATTLE
号数|3.5号
重量|17g
沈下速度|3.2秒/m
カラー|10色
価格|オープン
HP|http://www.duel.co.jp/special/ez_q_cast_rattle/