正しい「アジングロッド」の選び方

2015/01/21
総合 新製品
コストパファーマンスに優れたメジャークラフトの「トルザー アジングモデル」。中には価格以上の価値のあるモデルもある。

ティップ、長さ、価格、性能・・・。自分に合った竿の選び方教えます!

ひと昔前はメバルゲームの延長として、タックルもメバル用タックルを流用して楽しむアングラーも多かったアジングも今は昔。現在では専用タックルも充実し、釣り具店には多くのアジング専用ロッドが並ぶようになっている。ただ、ひとくくりにアジングロッドといっても、そのラインナップは実に多彩。どのロッドを選べばよいのかなかなか決まらないアングラーも多いのではないだろうか。そこで本日は自分に合ったアジングロッドの選び方について解説していきたいと思う。

 

【ティップセクション】乗せのソリッドか

まずアジングロッド選びはティップ(釣竿の先端部分)選びから始まるといっても過言ではない。アジングをはじめとしたライトゲーム用ロッドには大きくわけて「ソリッドティップ」と「チューブラーティップ」の2タイプがある。ソリッドティップとは(中空ではなく)中が詰まった構造のティップをいい、全体的に柔らかく魚のバイトに対して食い込みがよくアタリに対してどちらかというとオートマチックにアワセを入れていくタイプのロッドに仕上がるのが特徴。全体的に先調子となり、主にジグヘッドや軽量リグでの釣りに適している。ただ、最近のソリッドティップは以前のもののようにベナベナなものは少なくなり、この後に触れるチューブラーティップに近い感度や感触に仕上げているものも増えてきている。

《ソリッドティップの利点》
食い込みの良さ、オートマチックなアワセ、軽量リグとの相性の良さ、初心者向き

 

【ティップセクション】感度のチューブラーか

それに対してチューブラーティップは中が中空(チューブ状)になった構造で、こちらはやや張りがあるロッドに仕上がるのが特徴。感度が高く、重いルアーを背負え、飛距離も出せる。またチューブラータイプは感度が高く張りがあるため、魚のバイトを感じてこちらから積極的にアワセを入れて掛けていくスタイルにマッチ。調子に関してはソリッドティップと比較してやや胴に乗るタイプが多く、ジグヘッドリグからプラグ、小型メタルジグまで対応する。

《チューブラーティップの利点》
高い感度、飛距離、幅広いルアーへの対応、積極的に掛けていく攻めのスタイルとの相性

 

【長さ】まずはオールマイティな7フィート台がおすすめ

ティップセクションについて自分の好みやスタイルに合ったものを決めたら、続いてロッドの長さを選んでいく。アジングロッドの最近の傾向としてショートレングス化・ロングレングス化の流れがあり、長短幅広いラインナップが増えていて、短いものでは5フィート台、長いものでは8フィートを超えるものも登場している。基本的な考えとしては、ショートレングス=キャストコントロール・感度重視、ロングレングス=飛距離重視という理解で良いが、最初から汎用性に欠ける極端に長いロッドや短いロッドを使用するのはおすすめできない。まず最初の一本として7フィート3インチ、7フィート6インチといったオールマイティなレングスのロッドを選び、その後自分のスタイルや通うポイントなどに合わせて短いモデルや長いモデルをセレクトしていくのがいいだろう。

 

【適合ルアー重量】使用するルアー、リグに合ったモデルを

ロッドには適したルアーの重さがあり、ほぼすべてのロッドに「0.5〜5g」「3〜10g」といったように適合するルアーの重量が書かれている。ここもアジングロッド選びの重要な点。アジングには各種ウェイト(オモリ)を使用したジグヘッドリグ、キャロライナリグ、フロートリグ、スプリットショットリグなど様々なリグがあるほか(以上ワームの釣り)、プラグ、メタルジグといった各種ルアーを使用して釣りをする。そのため、自分がどのような重さのリグやルアーを使うかがロッド選びに大きく影響してくる。ただ、初心者であれば、まずはジグヘッドリグ(オモリの付いた針)単体の釣りをすることになると思うので、5gくらいまで適合するロッドあるいはその後キャロライナリグなどを使用するようになることを踏まえて7gくらいまで適合するロッドを選ぶといいだろう。そこから経験を積んで、自分のスタイルやよく行く釣り場に合わせて本当に自分に合ったモデルを選ぶといい。

 

【値段、その他】

以上アジングロッド選びの基本についてお話ししてきたが、実はその値段はピンからキリまである。メジャークラフトの「クロステージ」など店頭価格で1万円を切るリーズナブルなモデルもあれば、ダイワの「月下美人EX AGS」のようにライトゲームアングラーの憧れの的でもある超ハイパファーマンスロッドもある。これらは主にブランクの性能やガイドの種類(高性能なAGSガイド、チタンフレームガイド、トルザイトリングガイドなどが付くと値段がアップ)、軽さ、意匠などによって変わってくる。振った感じも、安いモデルは割と持ち重りしてダルい調子が多いが、高額なモデルは非常に軽く感じかつシャキッとした調子のものが多い。ただ、高価格・高性能なロッドが良いというのは間違いないのだが、扱いに慣れていないといきなり破損させてしまうということもある(高額なロッドほど繊細な作りになりがち)。そこでまずは、低価格帯のモデル、あるいはコストパファーマンスに優れたモデルなどを選び、スキルアップをしてから中級〜ハイエンドモデルに買い換えるというのが得策かもしれない。ちなみに、これからステップアップを目指そうという方にF!編集部的がおすすめしたいのはメジャークラフトの「トルザー アジングモデル」。実売価格で3万円を切り、軽量トルザイトリング搭載で非常に軽く、ブレの収束も非常に速く扱いやすい。プラス1.5万円以上の価値のあるロッドだといえる。

以上、少し長くなってしまったが、アジングロッドの賢い選び方について書いてきた。ただ、「好み」という部分もない訳ではない。ぜひ実際に店頭でロッドを振り比べて「自分に合っている」と感じたモデルを見つけていただければと思う。

文=F!編集部