金丸竜児|居着きの春イカを“ステイ”で攻略

2014/05/30
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0か100かの回遊型の個体より、確実に釣果を望めるのが居着き型の個体。

居着きの個体に効く「ロングステイ」

こんにちは、金丸竜児です。今回は春エギングについてお話しようと思っていますが、この時期のアオリイカ狙いは大きく分けて2パターン存在します。ひとつは回遊系のイカを狙うパターン、もうひとつは居着きのイカを狙うパターンです。

回遊待ちのパターンは当たれば爆発するのですが、群れに当たらないとなかなか釣果が出ないことも。そこで、ねちっこく狙えば高確率で釣果が望める居着きパターンを今回は紹介しようと思います。

狙うポイントは、潮が適度に流れているウィード帯。ベイトの魚影が他の場所より少しでも濃い場所を選ぶのがコツです。このウィード帯のまわりをネチネチ攻めていく訳ですが、狙い方は実は簡単。ボトムステイです。誘いをかけたあとにエギを沈ませて、長いときは10秒ほどボトムにエギをステイさせます。

意外に思われる方もいるかと思いますが、居着きの個体は、活性の高い回遊型の個体と違って活性も低く、警戒心も強めです。そのため下手なアクションは御法度。

サイトでイカを狙っているときに、なかなかイカがエギを抱かないことってありますよね。実はあれはエギが止まっていないからなんです。それと同じで、この場合も動かさないのがコツ。そこで、いっそボトムにステイさせてしまえという訳です。

 

ラインスラックの取り扱い

さて、このとき注意したいのがラインスラックです。こういった居着きのイカは警戒心が強いと言いましたが、基本的に最初のアタリはイカパンチ。このときラインが張っていると、イカが違和感を感じてエギから離れてしまうんです。なので、ラインスラックを出し気味にするのが重要。これでも、イカパンチでもラインがピンッと動きますし、本アタリならラインが引っ張られるので十分アタリを取れます。

あと、もうひとつコツをというのであれば、先ほどボトムステイという話をしましたが、ウィードエッジでステイさせるのも試してみてください。イカに気付かれやすいうえ、根がかりもウィードのど真ん中をねらうよりも少なく非常に有効です。

ちなみにこの釣りで僕が使用するエギは、釣研のダートフォースかオーシャンルーラーのダブルソード。浅場を狙うときはフォールが遅いダートフォース、深場を狙う時はダブルソードを使います(かなり深いときは前のアイに、ちょっと深いときは後ろのアイにラインを結びます)。基本的にボトムステイの釣りですが、フォール時間が長いほうがイカにアピールできて釣果も上がります。ぜひ潮流や水深などによってうまく使い分けて、居着きのイカを我慢競べで落としてください。

 

金丸竜児
アオリイカ、ライトゲームを得意とする北九州エリアを代表するアングラー。オーシャンルーラーのインストラクターとして、ルアーやエギの開発にも携わる。